人生、日々、微糖。

カフェ、アート、音楽、映画、雑貨・・・のほほんと、日常にプラスアルファできる小さな幸せを紹介していきます

今日みた映画「素敵なサプライズ」

f:id:la_mayu:20161121221238p:plain

映画「素敵なサプライズ」を観てきました。

以前から楽しみにしていた作品で、公開から1ヶ月近くたちますが、ほぼ満席!

上映館数は多くないのですが、大きなシネコンばかりじゃなく、たまには落ち着いた雰囲気の「映画館」もいいなと、あらためて感じました。そして、まさにそんな雰囲気にぴったりの作品。...

謎の「代理店」が絡むストーリーがユニークで、まずその設定に心をわしづかみにされました。タイトルやポスターからは、オシャレな恋愛映画かと誤解されそうですが、生死に関して描いている作品。重くなりがちなテーマにこういうアプローチができるって、日本にはあまり無いかなと思いました。

人の人生、自分の人生に新たな価値観や前向きさを見出すことができ、ほんのりと幸せな気分になれる作品です。

 

今日みた映画「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」

f:id:la_mayu:20161119153515j:plain

ひとことでいうなら、日々の小さな幸せに気づき、元気になれる作品だと思います。

 原作小説も数年前に読んでいたのですが、「図書館戦争」シリーズとは違う有川浩さんの魅力や、素敵な装丁がとても印象に残っていました。...

 ごく平凡な会社員の女性が、家の前で倒れていた青年と出会い・・・という、一見奇妙な始まり方をしますが、全体的には劇的な展開や脇役の活躍もなく、主役2人(岩田剛典さん、高畑充希さん)の日常が毎月描かれていきます。個人的には、その単調さが逆に作品にハマってる感じがしました。

 岩田さん、高畑さんの表情のアップが多いのも特徴。2人が本当に幸せそう、やさしそうな目をしていて、見ているだけで心がポカポカしてきます。観客が、自分を重ねやすいような演じ方をされるな、と思いました。

 恋をすると(それが小さく、儚いものだとしても)、日常という花壇に芽が生えてくる感覚。景色が変わる感覚。1つの食事、おはよう、おやすみ、ごめんね・・・すべてが温かみを増す感覚。そんなものを、作品を通じて共有できた気がします。

今日みた映画「団地」

「団地という劇空間」

f:id:la_mayu:20161119151939j:plain


映画「団地」を見てきました。シンプルなタイトルからは想像もつかない内容でしたが、最近見た中で、純粋な面白さではトップクラスかなと思いました。

とある団地に引っ越してきたいわくありげな夫婦と、彼らが抱える秘密を暴こうとする住人たちが騒動を巻き起こす、というストーリー。大阪の団地ならではのベタな笑いと、ぶっとんだ展開のギャップが凄い!藤山直美さんや岸部一徳さんをはじめ、演者の皆さんもキャラ濃くて素敵。劇場内は笑いが絶えませんでした。それでいて、きちんとメッセージ性もあったので、流石だなと思いました。

…そういえば、ここ数年、団地写真集がブームになったりしました。「海よりもまだ深く 」もそうだけど、今年は映画界に団地ブーム到来か?と思う今日この頃です。

カフェランチ&映画「オオカミ少女と黒王子」

カフェランチ&映画「オオカミ少女と黒王子」を楽しんできました。

写真の「生ハムとチーズのジンガラ」(ピザ生地で挟んだパニーニのような食べ物)は、ふわふわもっちりで、ひと噛みごとに旨みがジュワーっとあふれてきました。

f:id:la_mayu:20161119143958j:plain

映画のほうは、原作やアニメ版のファンだったので、名シーンの忠実な再現に大満足。でも、初見の人でも十分楽しめる丁寧な作りだったかなと思います。主役の2人も、人気だけでなくさすがの実力派だなと感心しました。特に私は、二階堂ふみさんの「1人で歩く」演技が好きです。ただ歩くだけでも状況を演じ分け、まるで五線譜の上を歩いているかのような雰囲気に引き込まれてしまいました。

f:id:la_mayu:20161119144023j:plain

今日みた映画「幸せをつかむ歌」

f:id:la_mayu:20161121223453j:plain

 主人公の役としての強さ、メリル・ストリープさんの女優としての強さ、どちらの面でも、1人の人間の強い生き様を目の当たりにした気がします。
それに「個」だけではなく、それに感化されていく周囲の「絆」も絶妙に描かれていて、クライマックスへの感情の波が凄かったです。