人生、日々、微糖。

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グエルチーノ展@国立西洋美術館×和カフェ yusoshi chano-ma 上野【アート×カフェ】

「グエルチーノ展 よみがえるバロックの画家」行って来ました!

一言で表すなら、光と影の使い方が上手い画家さんだなと思いました。

「影で照らす」ような印象もあって面白かったです。

特に縦型のキャンバスでは映えるなと思いました。

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また、下の説明にもあるように、チェントという土地も、非常にグエルチーノさんに影響を与えていると思いました。景色等もそうなんですが、お手本にする画家さんがいたり、作品に登場する中心的な人物がいたり・・・単純に被災地だからというわけではないですが、きっと素敵な土地だと思うし、このイベントを機に少しでも復興に寄与できたらいいなと思いました。

グエルチーノ(1591-1666年)はイタリア・バロック美術を代表する画家として知られます。カラヴァッジョやカラッチ一族によって幕が開けられたバロック美術を発展させました。一方、彼はアカデミックな画法の基礎を築いた一人でもあり、かつてはイタリア美術史における最も著名な画家に数えられました。19世紀半ば、美術が新たな価値観を表現し始めると、否定され忘れられてしまいましたが、20世紀半ば以降、再評価の試みが続けられており、特に近年ではイタリアを中心に、大きな展覧会がいくつも開催されています。国立西洋美術館もグエルチーノの油彩画を1点所蔵していますが、今回はこの知られざる画家の全貌を、約40点の油彩画によってお見せします。わが国初のグエルチーノ展です。

出品作品の多くはチェント市立絵画館からお借りします。実はチェントは2012年5月に地震に襲われ、大きな被害を受けました。絵画館はいまもって閉館したままで、復旧のめども立っていません。本展は震災復興事業でもあり、収益の一部は絵画館の復興に充てられます。

 

帰りは、美に魅了されつつ、厳かな余韻を引きずりつつ・・・

上野の和カフェ 「yusoshi chano-ma」へ。春のプレートやかぼちゃのケーキが美味しかったです。

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