人生、日々、微糖。

カフェ、アート、音楽、映画、雑貨・・・のほほんと、日常にプラスアルファできる小さな幸せを紹介していきます

今日みた映画「シークレット・オブ・モンスター」

謎解きと言うよりは、じっくり見て感じるミステリーのような気がしました。

「美」と「孤独、虚無感」とのバランスが、両者を際立たせていた。

あの衝撃的な音楽と映像に、戦慄が走ります!

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哲学者としても著名なジャン=ポール・サルトルの短編小説「一指導者の幼年時代」をベースにした心理ミステリー。ベルサイユ条約締結直前のフランスを舞台に、アメリカからやって来た政府高官の幼い息子が、「独裁者」というモンスターへと変貌を遂げる謎に迫るさまを描く。1918年、ベルサイユ条約締結のため、米政府高官が妻と息子とともにフランスに送り込まれた。まるで少女のように美しい息子だったが、終始不満を抱え、教会へ投石するなど、不可解な行動や言動繰り返し、両親は頭を悩ませていた。周囲が心配する中、少年の性格は恐ろしいほどゆがんでいき、やがて彼の中の怪物がうめき声を上げる。少年の母親役に「アーティスト」でアカデミー助演女優賞にノミネートされたベレニス・ベジョ。少年役に本作が映画デビューとなったトム・スウィート。監督は「メランコリア」などで俳優としても活躍するブラディ・コーベット。

 

今日みた映画「この世界の片隅に」

「このテーマに対して、こういう描き方もあるんだ・・・」と思わず唸ってしまいました。

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大半を日常生活の丁寧な描写に割くことで、
その歯車が狂ったときの、乱れや喪失感を一気に浮き彫りにする、というか。
 
画のタッチも、語りも、音楽も、とても統一感があって、
より一層、日常の「ほのぼの感」を醸し出しています。
 
意外だったのは、観終わった後、少し元気になれる作品だったということ。
 
まさに、この世界の片隅の小さな出会い、小さな幸せ、小さな希望を感じました。今、この映画ポスターを見返すと、それらを全て物語っているなと思います。

今週のおすすめマンガ「ゲレクシス/古谷実」 <イブニングKC>

なーんか気になる導入の雰囲気と、一気の展開に圧倒されました。

個人的には、もっと普通の展開や、日常の場面も多く見てみたい気もしました。 

ゲレクシス(1) (イブニングKC)

ゲレクシス(1) (イブニングKC)

 

 バウムクーヘン職人・大西たつみは四十路にして初恋に落ちる。だが、その恋の行方は、文字通り迷宮入りに。次々に大西に降りかかる説明不可能な不自然現象。翻弄に次ぐ翻弄で、もはや大西は人とは呼べない存在に。この迷宮から無事に帰還し、再びバウムを焼ける日は戻ってくるのか。イブニング初掲載時から大反響を呼んだ古谷実最新作、いよいよ単行本解禁です!!

 

 

今日みた映画「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」

1、2作目の流れで、完全に笑いと共感の心構えで観ていましたが、笑える上に、まさかのイイ話!こういう裏切りは大歓迎です。

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恋に仕事に奮闘するアラサー独身女性の日常を描き大ヒットした『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズ第3弾。

 

今日みた映画「シーモアさんと、大人のための人生 入門」

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教えることとは何だろう?新たな視点が見つかればよいなと、イーサン・ホークさんの、初ドキュメンタリー監督作を観てきました!
ドキュメンタリー映画はあまり観ていなかった私ですが、本作は堅苦しくなく、美しい音楽と構成。ピアノレッスンを題材にした作品ですが、シーモアさんや生徒さんたちと自然に会話をしているような作品でした。
そして、私自身も最近まで音楽教室に通っていたので、当時を思い出しながらシーモアさんの言葉を受け止めていました。
作品中にも似たような表現がありましたが、仕事やプライベートで辛いとき時などにレッスンのことを思い出すと不思議と乗り切れるんです。...
これからも、そういった経験や力を身につけたり、逆に自分が人に与えたりできたらなと感じました。
そういう意味では、教わる側、教える側、いろいろな立場
観て考えて楽しめる映画だと思います。

 

今日みた映画「ハドソン川の奇跡」

ドキュメントと思わせるくらいのリアルな緊張感と、機長の人間性に触れられる作品でした。

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名匠クリント・イーストウッド監督がトム・ハンクスを主演に迎え、2009年のアメリカ・ニューヨークで起こり、奇跡的な生還劇として世界に広く報道された航空機事故を、当事者であるチェズレイ・サレンバーガー機長の手記「機長、究極の決断 『ハドソン川』の奇跡」をもとに映画化。09年1月15日、乗客乗員155人を乗せた航空機がマンハッタンの上空850メートルでコントロールを失う。機長のチェズレイ・“サリー”・サレンバーガーは必死に機体を制御し、ハドソン川に着水させることに成功。その後も浸水する機体から乗客の誘導を指揮し、全員が事故から生還する。サリー機長は一躍、国民的英雄として称賛されるが、その判断が正しかったのか、国家運輸安全委員会の厳しい追及が行われる。

 

今日みた映画「聲の形」

この設定で、こういう展開、こういう感覚になるとは予想できなかった。

時期的に「君の名は。」に隠れがちですが、双璧と言えるほど、どちらも圧倒的な魅力があります。

エンディングのイントロが流れたときに込み上げてきた熱い感情が、ずっと目に、耳に、心に残っています。

 

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週刊少年マガジン」に連載され、「このマンガがすごい!」や「マンガ大賞」などで高い評価を受けた大今良時の漫画「聲の形」を、「けいおん!」「たまこラブストーリー」などで知られる京都アニメーション山田尚子監督によりアニメーション映画化。脚本を「たまこラブストーリー」や「ガールズ&パンツァー」を手がけた吉田玲子が担当した。退屈することを何よりも嫌うガキ大将の少年・石田将也は、転校生の少女・西宮硝子へ好奇心を抱き、硝子の存在のおかげで退屈な日々から解放される。しかし、硝子との間に起こったある出来事をきっかけに、将也は周囲から孤立してしまう。それから5年。心を閉ざして生き、高校生になった将也は、いまは別の学校へ通う硝子のもとを訪れる。