「百日紅~Miss HOKUSAI~」 江戸の日常に溶け込む心地よさ 【MOVIE】
『河童のクゥと夏休み』『映画クレヨンしんちゃん』シリーズなどで知られる原恵一監督がアニメ映画化したことで話題の「百日紅~Miss HOKUSAI~」。
両作品とも観ましたが、この作品の色合いは結構違っていたように思います。
ただ、日常生活の描写は、共通する素晴らしさだと思います。
特に、生活音や自然、色の描写が生き生きとしていて、こちら側が江戸の日常に溶け込むかのようでした。
そしてヒロインお栄の生き方が、ロックでかっこよかったな。
劇中BGMや、椎名林檎さんの主題歌「最果てが見たい」とよくマッチしていました。
解説
杉浦日向子の代表作の一つ「百日紅」を、『河童のクゥと夏休み』『映画クレヨンしんちゃん』シリーズなどで知られる原恵一監督がアニメ映画化した群像劇。江戸の浮世絵師として数多くの作品を発表し、世界中のさまざまな分野に多大な影響をもたらした葛飾北斎と、その制作をサポートし続けた娘・お栄(後の葛飾応為)を取り巻く人間模様を、江戸情緒たっぷりに描く。アニメーション制作は、『攻殻機動隊』『東のエデン』シリーズなどのProduction I.Gが担当する。