今日みた映画「この世界の片隅に」
「このテーマに対して、こういう描き方もあるんだ・・・」と思わず唸ってしまいました。
大半を日常生活の丁寧な描写に割くことで、
その歯車が狂ったときの、乱れや喪失感を一気に浮き彫りにする、というか。
画のタッチも、語りも、音楽も、とても統一感があって、
より一層、日常の「ほのぼの感」を醸し出しています。
意外だったのは、観終わった後、少し元気になれる作品だったということ。
まさに、この世界の片隅の小さな出会い、小さな幸せ、小さな希望を感じました。今、この映画ポスターを見返すと、それらを全て物語っているなと思います。